活動報告

人口とまちづくり

2021.02.22 活動報告

2020年12月末の住民基本台帳人口が公表され、帯広市の人口は、苫小牧市に次いで全道で5番目になりました。

人口減少は、日本全体の大きな課題となっており、各自治体も様々な施策を展開して減少に歯止めをかけようとしていますが、この大きな流れを変えることは難しいと考えられています。

その中にあっても、将来を見通した明確なまちの姿を示し、子育て、教育、住宅、産業などをはじめ、あらゆる施策を動員して、人口減少の歯止め、維持を図りながら発展に繋げていくことが求められています。

帯広市の人口は、2000年(平成12年)の17万人台をピークに、以降、減少が続いていますが、その減少率は道内他市と比較すると非常に低い状況にあります。

減少率が低いことを安心するのではなく、その要因をしっかりと分析して、これからのまちづくりに活かすのがリーダーの役割です。

帯広市の減少率の低さは、十勝・帯広に住み続ける魅力があることの証でもあると言えます。

十勝・帯広には、基幹産業の農業や関連産業などの産業基盤があり、地域経済が安定していると言われていますが、その産業基盤を活かし、さらに発展させるために、米沢市長は、帯広市という単位から広い十勝19市町村を一つのエリアとして、まちづくりを進めてきました。

就任時から「フードバレーとかち」を掲げ、その中心的な役割を担う十勝定住自立圏、バイオマス産業都市、フード特区などによる成果を着実に上げているほか、消防の広域化などにも取り組みました。

現在、十勝は、「イノベーションのるつぼ」と言われ、十勝発の起業、スタートアップが急増しています。

それは、2015年から取り組みを始めた「とかち・イノベーション・プログラム」に端を発し、そのノウハウは全国へと拡大し、国からも注目されています。

この動きは、十勝・帯広に根差した開拓魂やチャレンジ精神、人を受け入れる寛容さ、人材の豊富さなどを背景とした、この地域に大きな魅力であり、地域特有の大きな財産です。

人口問題は、十勝・帯広が住みたい地域として選ばれるか否かとも言えます。

十勝・帯広で暮らし、子どもを育て、教育を受ける、健康で快適な生活を営むための生活基盤・収入を得るための産業・仕事があるかなど、選ばれるための努力が続けられています。

これからも米沢市長の奮闘に期待したいです。

参考資料とし、次の3資料を掲載します。
① 2021.1.21に行われた米沢市長の定例記者会見における人口に関する質疑要旨

② 帯広市・釧路市・苫小牧市の10年間の人口変動
③ 札幌市を除く道内主要都市の2045年までの人口推計